小学5年生の子どもたちは、私たちの地域「葛川・久多」のためにできることを考え、自分たちのおすすめできる情報をまとめたパンフレットや、地域のゆるキャラを作ることにしました。パンフレットでは、葛川小学校の良いところ、卒業生が製作した地域のゆるキャラ、空き家を生かす活動などを紹介しました。

近畿中のへき地学校教員に来校いただいた近畿へき地教育研究大会では、初めて葛川へ来られた方々から、葛川を知らない人の立場で読んでも分かりやすいパンフレットを作るにはどうすれば良いか、たくさんアドバイスをいただきました。また、ゆるキャラを通して地域の課題と魅力を知ってもらうことができました。

卒業生が地域の方と一緒に作ったゆるキャラ「かっざる・くたざる」。さらに魅力的なゆるキャラを作るため検討を重ねる子どもたちは、野生動物による農業被害が地域の困りごとであることを知りました。そこで、ゆるキャラのかっざる・くたざるが、村の人々の困りごとを解決し活躍するというお話を作りました。かっざる・くたざるを主人公として性格などの詳細設定を考えることで、キャラクターへの愛着を持ったり、地域の課題や魅力を再認識することができました。

山・川のこと学びます
空き家をなんとかしたい