9月15日、信楽の朝宮小学校6年生とウェブ会議を持ちました。自己紹介をしてお互いの学校の取り組みを発表し合いました。まず、葛川中学校からKCLプロジェクトの取り組みを紹介しました。朝宮小学校からは、地場産業として有名な「お茶」を活用した取り組みと、穴窯を使った陶器の取り組みを紹介していただきました。お茶の栽培に加え、お茶を使ったお菓子作りにも力を入れているそうです。地元のお菓子屋さんとコラボしてお茶を生かした「マカロン」「クッキー」を作り販売したそうです。穴窯を活用した取り組みでは、毎年、全校生徒が作品を作って焼くそうです。穴窯の内側を見せていただくと、6年生の修学旅行で見た穴窯を思い出しました。そして小学校の先生がこんな立派な穴窯を作ったなんてすごいなあと思いました。1970年に一度修理をしたとのことだったので作られたのが50年以上も前だということに驚きました。また、朝宮小学校では、陶器に釉薬を使っていないことを知り、私たちの陶器でも釉薬を使わないという選択肢もありなのかなあと思いました。穴窯を使って焼く際には、二日間で山積みになっている薪をほぼ使い切るということにも驚きました。

9月27日、陶芸家の清水志郎さんに来校していただき、焼き物について教えていただきました。清水さんは、自分で土を探して、その土に合うように焼き物を焼くそうです。自分で土を掘りに行き、取ってきた粘土を焼いたものを、板に張り付け記録をされていました。窯や、温度や、焼く時間を変えたりすることで焼き上がりが変わることがわかりました。町居の粘土と茶碗師の樂さんからいただいた粘土を電気釜で焼いたものと、登り窯で焼いたものの結果を持ってきてくださいました。町居の粘土の特徴は、高温で焼くと溶けてしまう、しかし、きめは細かく、水が通りにくいそうです。一方、樂さんの粘土は高温でも焼けるそうです。清水さんは、市販の釉薬は使わず、石を細かく砕いたものや、灰などを使って自分で釉薬を作っているそうです。葛川の河原にある石で釉薬を作ってみたいと思いました。
次に、朝宮小学校の穴窯に入れて焼いてもらうために、箸置きを作りました。町居の土、樂さんの土、それを混ぜた土等、二つの土の比率を変えて自分たちで考えた形の箸置きを作りました。教室で乾かし、10月6日の窯入れに間に合わせ、10月21日、22日、一緒に焼いてもらいました。オリジナル箸置きが焼けてとてもうれしかったです。
そして最後に、町居の粘土にこだわらず、この学校の敷地内で土を探してみようと土探しに出かけました。僕はそんなすぐに見つけられるのかなあと思っていました。体育館横の山肌、小学校の畑、土管、駐車場につながる階段、駐車場、河原の土を採取しました。こんなにすぐ見つかるものかと驚きました。僕はどんな土でも焼き物が作れるような気がしてきて、これからの焼き物作りが楽しみになってきました。

10月24日は明王谷にフィールドワークに出かけました。焼き物に適した土を探して、山肌の土を見つめながら、土も採取しました。そして、町居の粘土を2ヶ所から採取しました。11月14日はオボレ谷を登って、険しい山道をあるきました。鉄分を含んでいるのかオレンジの粘土を見つけました。そこから、林道に出てひたすら登りました。頂上まで登りたかったです。そのあとは、中庭で土をきれいにする作業をしました。石やゴミを取り除き、ふるいにかけて水を張り、水を抜く作業は根気がいります。しかし、みんなでおしゃべりしながら作業が進められてよかったです。そのあとは、10gの土を量り、小さなお皿を作って、清水さんに焼いてもらいました。
まだまだ土探しの段階で、ゴールは見えませんが、みんなで活動できることが楽しかったです。今後も清水さんの指導の下、焼き物で葛川・久多をどのようにしてアピールしていけばいいのか考えていきたいと思います。

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