安曇川流域にまつわる、いかだ流しの伝承「シコブチ伝説」をもとに中学生で映画を制作し、葛川小・中学校の文化祭で上映しました。文化祭では、地域・保護者の方に私たちはいかだ作りの取組を発表しました。

文化祭に来てくださった保護者や地域の方と、地域のことを考える懇話会を行いました。そこで、いかだやいかだ師の再現と活用について「いかだを再現することを発信して葛川、久多を知ってもらう」「いかだ作りやいかだを使った体験イベントを行う」「いかだのミニチュアや『しこぶちさん』のマスコットで葛川、久多をPRする」といったアドバイスをいただきました。

本校で開催された近畿へき地教育研究大会に、近畿中のへき地学校の教職員が来校されました。私たちは作ったいかだを展示し、小学5年生の時から取り組んできたことを、訪れた方々に紹介しました。ふるさとを知ってもらう1つの機会になりました。
現在、私たちはこれからの取組について考えています。まずは、来年夏までに川で実際にいかだに乗り、それを発信していこうと思っています。実施時期や場所、「シコブチ伝説」の再現方法などを検討しています。

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