私たち5年生は、4年生までの「知る・調べる」学習を終え、「考えカタチにする」段階に入りました。何をしたいか考えを出し合った結果、2つやってみたいことが出てきました。1つは「間伐材を生かしたアロマグッズづくり」、もう1つは「葛川や久多のおいしい水スポットづくり」です。地域の人たちがご当地アロマオイルを開発しているといううわさを聞いたので、まずは6月に「葛川アロマ隊」の方々の活動を見学してきました。
はじめに、アロマオイルを抽出する機械を見て使い方などを教えてもらいました。実際に久多のモミの木と葛川のスギの葉からアロマオイルを作っているところを見せてもらいました。アロマテラピーについて、いろいろな種類のアロマオイルがあることを教えてもらいました。
質問コーナーで「葛川アロマ隊」が発足されたきっかけを聞きました。「アロマ隊」の人が森林組合で働いていたときに、大量にでるスギやヒノキの間伐材を見て何かに使えないかと思ったことや、地域の伝統行事である太鼓廻しや運動会がコロナで中止になってしまっていたので「みんなで一緒に何かできないかな」と思ったことから「アロマ隊」を立ち上げたと聞きました。地域の方も私たちと同じ気持ちになっていたことが分かり、なんだか嬉しかったです。
「おいしい水スポットづくり」については、葛川や久多にある湧き水の場所を調査したいです。それができたら「おいしい水スポットづくり」に一歩近づくからです。それと同時に、「きれいな水」や「おいしい水」とは何で決まるのか調べてみたいと思います。滋賀県の小学5年生が参加するフローティングスクールに向けて、琵琶湖やそこにつながる川についての学習もするので、「琵琶湖の一滴」として湧き水スポットづくりが進められたらいいなと思います。