KCLプロジェクト、小学1,2年生も参加します。小学1,2年生は葛川・久多以外の地域から通学している子どもたちがほとんどなので、まずは「(葛川・久多が)どんなところなのか知る」「葛川・久多の自然を見つける」ことから始めることにしました。

6月下旬に久多へ探検に出かけました。バスから降りるなり、周りを取り囲む森や田んぼ、川などの風景に驚いていました。自分たちの背丈以上ある草花を見つけて背比べをしたり、電信柱の出っ張りで一休みしているアマガエルを見つけたりしながら、まったりと散歩をしました。川にそって久多を散策中、大川神社にある「くたのおおすぎ」を見つけました。休憩がてら立ち寄ったついでに、1,2年生10名全員で手をつなぎ、木を囲んでみました。10人では届かなかったので、先生3人も入ってやっと囲めました。

探検のゴールは、久多川の川原です。ウォーターシューズに履き替え、お楽しみの川遊びの時間です。地域の方が声をかけてくださり、アマゴの放流体験をさせてくださることになりました。手に余るくらい大きなアマゴでしたが、子どもたちは大喜びでした。

久多の川はとても澄んでいて、冷たく綺麗な水が流れていました。子どもたちはオタマジャクシや小さな魚、カニなどを捕まえて楽しく遊びました。葛川・久多の先輩かつ水生昆虫探しの名人である上級生のお兄さんお姉さんのまねをしながら、石を裏返してカワゲラを捕まえました。一見何もいないように見える川でしたが、たくさんの生き物を見つけることができました。

安曇川流域に伝わるカッパ伝説映画化
川のこと学びます