昨年の後期活動に引き続き、現在は3年生とともに、ご当地焼物開発活動を行っています。
試作品の作品で「何でもBOX」を作りました。「何でもBOX」を焼く為に、多くの薪が必要でたくさん薪割りをし薪を調達しました。
薪割りは、やり始めるととても夢中になって活動していて、次の日筋肉痛になるともありました。試作品の素焼き当日には、清水さんの指導を受けながら、温度の管理や巻をくべたりと、たくさんの初めての経験をしました。

ご当地焼物開発の活動をする中で、印象に残っている事は、釉薬作業です。5月中旬に釉薬について学びました。釉薬は約1200度の温度で焼かなければ、溶けずに釉薬の役割を果たす事が出来ません。素焼きをした自分の試作品に釉薬を塗り、試作品本焼きで1200度を目指し頑張りました。しかし、1200度まで到達せずとても悔しかったので、この悔しさをバネに焼物の事についてもっと勉強して今後も全力でがんばってみたいと思いました。

3年生とご当地焼物開発を行っていますが、いつまでも一緒にしているわけにもいきません。
なので、2年生になり、自分達にはどんなKCL活動ができるかについてじっくり考えました。
そして、葛川の伝統的な行事の1つ太鼓廻しについてやっていこうとなりました。なぜ太鼓廻しについての活動なのかというと、理由は2つあります。1つ目は、私達2年生は2人です。
先輩達のように1から大きなプロジェクトをすることは難しいので、今ある葛川の良き伝統行事に力を貸してもらおうと思いました。もう1つの理由は昨年、はじめて太鼓廻しに参加して好きなだと感じたからです。好きな事を活かしたKCL活動はきっと最後まで楽しくやり遂げられるんじゃないかと思います。具体的な太鼓廻しについての活動は、「みんなで廻そう、太鼓廻し」というプロジェクト名で活動します。

今年度の活動目標は、歴史などを伝えるプレゼンテーションを作ったり、太鼓の重さ、大きさなどを伝える物を制作して葛川小学校に通う1年生~6年生に、太鼓廻しについて伝える事です。今葛川中学校の生徒は減っているので、小学生のみんなに葛川の伝統な行事である太鼓廻しの魅力を知ってもらい、将来、葛川中学校へ進学し、中学校も盛り上げていってもらう事ができたらいいなと思っています。
そして最終的には葛川の地域に興味を持ってくれた方や、僕達と同じように移住や特認で葛川中学校へ来てみたいと思っている人に、葛川には太鼓廻しという行事があるよと伝えるパンフレットを作って多くの人に知ってもらえたらいいなと思っています。

ご当地焼き物開発
地域の資源を活用して