葛川・久多のまち探検第2期。お友だちが住む木戸口、坂下に行きました。木戸口では、たまたま出会った地域の方に、おすすめの場所を尋ねました。すると、どんな行事もそこでするという川原を紹介してくださいました。みんな、「夏に来て水遊びがしたい!」と言っていました。

坂下では、お友だちの案内で、高い岩の上に建つ神社や、高台に住む方のお家に行ってみました。薪をたくさん積んでおかれるおうち、玄関前から望む比良山の景色が最高なおうちなど、そこに住む方に大歓迎していただきました。さらに、その方にお寺を案内していただき、立派なお堂に入れていただく経験ができました。探検中の出会いに感謝、感謝です。

紅葉も終わりが近づいた12月、「地域の歌『心やさしい葛川』の歌詞に出てくる『花折峠』に上ってみたい」との思いから、1,2年生全員で行ってきました。花折トンネル南口付近から旧道(遊歩道)に入り、峠のてっぺん、そして平側の上り口まで約1時間半かけて歩きました。頂上では、平側へ少し下ってからもう一度上ってみて、徐々に視界が広がる様子を確かめました。こうして、葛川の人たちが、トンネルのない時代に通らねばならなかった難所を体験することができました。

その後は、子どもたちのお楽しみ、平のお寺の自動で鳴る鐘です。正午を待って、境内で「だるまさんがころんだ」をして遊んでいると、いきなり『ゴーン!』と音が響いてびっくり。5,6回繰り返される動きと鐘の音に大はしゃぎしました。子どもたちのお気に入りNO.1になりそうです。

1、2年生は、葛川のお年寄りに、さつまいもの植え付けから収穫、味わうまでを毎年お世話になっています。今年も、11月に収穫し、12月に焼いもパーティーをさせていただきました。その際には、「焼いもの待ち時間に遊んで」と藁でなった縄とびまでいただき、一人縄で跳んだり、みんなで大縄をしたりして楽しみました。

このように、わたしたちは、いつもお世話になるばかりです。
そこで、今回は、子どもたちの方からお年寄のところに伺って楽しんでもらおうと考え、葛川市民センターで月1回開かれている「火曜サロン」におじゃましてきました。蒸かし芋をお土産に、2年生が考えたプログラムで約1時間お年寄と遊んだりしました。
特に、子どもたち考案の「ピンポン玉リレー」では、スプーン片手に皆さん大盛り上がり。たいへん喜んでくださり、子どもたちも楽しかったことから、「また行きたい」「今度は、もっと長い時間したい」「インタビューしたい」などの思いが生まれました。
これからの活動のテーマになっていきそうです。

葛川・久多の自然のすばらしさ
ご当地焼き物開発