中学3年生は昨年度に続き、カプセルトイの製作を行っています。 昨年度はスタンプとレジンストラップを景品としてカプセルに詰めましたが、すべて手作業で同じ品質の物を量産することに限界を感じていました。 そこで、今年度からは新しい景品「フィギュア」の制作を企画することにしました。ただ、フィギュア制作は難易度が高く、量産も難しいことから今までは諦めていました。しかし、フィギュアを制作する企業が、もしパートナーになってくださることがあれば、私たちが企画した商品の開発や、商品の量産、更に質の高いフィギュアの制作も夢ではなくなります。そうと決まれば、早速、中1の時からお世話になっていて、ガワタロウスタンプのイラストを手がけてくださったイラストレーターの西尾界太さんに協力していただいて、企画を練り始めました。そして大阪の老舗フィギュアメーカーである海洋堂に企画案を持ち込みプレゼンテーションしました。

誰に商品を届けたいかということから話し合いを始め、大人も子供も楽しめるフィギュアの企画案を練りました。葛川・久多の山間地域の魅力を込めるため、伝承や、珍獣をピックアップし、いくつかの企画案を準備しました。私たちは仲間を増やすことを KCL プロジェクト推進の鍵だと考えています。そこで山間の仲間を表現したいと考えました。私たちがプレゼンした企画案は「山間の珍獣」をテーマにしたカプセルトイフィギュアです。昨年度に開発したカプセルトイは、道の駅びわ湖大橋米プラザで販売しました。次なる企画、里山珍獣フィギュアは、より広く、より多くの方に届けたいという願いを込めました。

海洋堂執行役員の小澤さんに山間の魅力を込めたカプセルトイフィギュアの企画案をプレゼンテーションしたところ、嬉しいことに、私たちの夢に共感してくださり、フィギュア開発におけるノウハウやコストなどを教えてくださいました。フィギュア制作には金型が必要であること。安価で販売するためには、数万個規模で量産する必要があることを知りました。小澤さんは私たちの学校にも来校くださいました。そして、フィギュア開発の企画案を一緒になって考えてくださいました。そして、河童のガワタロウフィギュアの開発を継続して進めることが決まりました。

私たちがカプセルトイフィギュア開発は、海洋堂が仲間になってくださったことで全国展開も夢ではなくなりました。全国展開が可能性をもつのは来年度です。もし、全国に河童のガワタロウフィギュアが届けば、KCLプロジェクトは全国的に注目を集めることになります。ガワタロウフィギュアを通してKCL プロジェクトを知ってもらった方に、さらに葛川・久多に興味を持ってもらうために、後輩と一致団結してKCLプロジェクトを盛り上げていきたいと考えています。安曇川流域に伝わるシコブチ信仰を見出し、豊かな水文化が生み出した水文化の化身、ガワタロウに光を当て、葛川に人を呼びこむための取り組みを継続させていきたいです。

子供水力発電の開発