小学6年生は、安曇川流域材や、学校林の杉を用いた野球のバットを開発しています。そして、葛川小・中学校で野球大会を開催し、山間地域の輪を広げることを目指しています。
バットづくりには、地域にお住いの木工職人に寄り添っていただきます。一学期に、まずは職人さんと相談する場を設けました。

また、バット工場への取材を通して、バットづくりに必要な情報を整理しています。職人さんの工房で訓練を積み、自分自身の手でバットを削り上げたいと考えています。バットに使う材料は、葛川小・中学校が管理する学校林で切り倒しました。地元工務店に、切り倒した木の乾燥や製材をお願いしています。また、バットに適した材料も、地元工務店がお持ちの安曇川流域材を提供していただく計画です。

完成したバットは、葛川小・中学校の授業や、山間地域の交流に役立つよう次年度以降の活用も考えていきます。本計画は、地域資源である安曇川流域材の活用とともに、山間地域の輪を広げることを目的としたプロジェクトです。2学期には、工房で職人さんに見守っていただきながら、バットを削り上げたいと思います。

地域の資源を活用して
葛川からとれる木の良さをみんなに知ってもらおう