私たち5.6年生は、葛川や久多について学ぶ後輩たちに向けたテキストづくりをがんばっています。
私たちは、「KCLをなぜやっているのか」と聞かれ答えられなかったことがありました。私たちのように、小学校1年生から葛川や久多のことを学ぶ後輩たちが、今より深く町探検や取材をしていってほしいと思っています。なぜなら、後輩たちが5年生になったとき、KCLをなぜやっているのか・地域にはどのような魅力や課題があるのかを知らないとKCLがなくなっていくかもしれないと感じているからです。
このようなことから、1学期は久多に取材に行ったり、1.2年生の久多上の町探検に密着取材したりしてテキストを作りました。
昨年度の3学期に、久多でカフェを経営されている椎葉さんに取材しに行きました。その時に久多の町探検でぜひ行ってほしいおすすめスポットを聞くと、「お食事処いろは」と「三軒家養魚場」、「倖馬会」を紹介してもらいました。そこで、1学期の久多校外学習では「倖馬会」さんと久多に住んでおられる木工職人椙村さんに取材に行くことにしました。1.2年生の町探検にも同行しました。
倖馬会では、歴史とどのようなお仕事をされているのかを聞きました。椙村さんの工場では椙村さんが作ったものの一部を見せてもらったり、どんな人が買うのかを聞いたりしました。農家民宿ではなぜ始めたかを聞いたり、民宿と農家民宿の違いを聞いたりしました。また、町探検密着班では、志古淵神社に行きました。その左奥にはもう一つ小さい神社がありました。その左奥にも小さな神社がありました。神社が三つもあってビックリしました。他にも大川神社や上の宮神社もありました。このようなことをテキストにまとめました。
5年生は、4年生までの学習をふり返り、間伐材でバットを作りたいと思いました。そこで木工職人の椙村さんに話を聞きました。椙村さんは、家具を中心に色々な物を木で作っていました。椙村さんによると、バットを作る場合アオダモの木を使うそうです。椙村さんに聞いた話を生かしてバットを作りたいと思います。
私たちは今後テキストづくりに取り組んでいきます。
久多の校外学習に下調べをしてから行った時の方がしていないときに比べて、より楽しく深く知ることができました。そのため、下学年のみんなには、あまり情報が載っていないテキストよりも資料集のようにたくさん情報が載っているテキストで下調べをして楽しみになってから行ってほしいと思いました。このようなテキストを作るためには、現地に行って調べたり話を聞いたりする必要があると思い、もう一度葛川の各地域の探検をしてからテキストを書き直すことにしました。テキストは小学校を卒業するまでに完成させることを目標に2学期の活動に取り組んでいきます。