私たち3・4年生は、1学期に続いて葛川・久多の自然のよさ、特に川や水の魅力について考えてきました。まず、2学期になってからもう1回、学校のすぐ前を流れる安曇川に出かけました。
今回は「水にすむ生き物を探したい」「川原の石を調べてみたい」「川の眺めと景色を楽しみたい」と思って行きました。
何回来てもすてきな流れです。今回も水がとても冷たくて気持ちよかったです。
川原では、石は模様や形が様々あることに気づきました。そして見つけた石を割って中身を調べてみました。大きさや色の違いが景色の変化をつくることにもなっていると思いました。次回は石の形を生かしたストーンペインティングが楽しめそうです。
川にすむ水生昆虫を探してみました。それは水のきれいさを示したり、川にすむ魚のえさになったりします。この時期、数は多くなかったです。どうやら夏に多く見つかるようです。来年の「やまのこ」で探してみたくなりました。
この後に行った学校林では、森林の元気な土について改めてわかりました。落ち葉が積もってふかふかで水をよく貯えてきれいにします。川の水のきれいさにまわりの森林が関係している事が確かめられました。
川に関わる仕事をされている方のお話をきくために、葛川漁協へ出かけました。やまのこ学習で塩焼きにしていただいたアマゴはここから届けられていました。
漁協の方は「豊かな自然・清流を守りたい」「ずっと魚のすめるきれいな川にしたい」とお考えでした。魚がいなくなったり水を汚させたりしないよう、魚を放流したりゴミを捨てないよう呼びかけたりされています。
これまでの学習を通して、自然のよさにたくさんふれました。自然に関わる人の思いも知れました。これから、葛川・久多の自然がどうあってほしいかや、そのために自分たちができることを考え続けていきます。